1.平野と盆地と台地の違い
平野・・・起伏が少なくほぼ平坦で、標高の低い土地。川の下流を中心に広がり、海に面している。
盆地・・・周囲を山に囲まれた、ほぼ平坦な土地。
台地・・・深い谷や崖で区別される周囲より一段高くなった、ほぼ平坦な土地。
このように、いずれも平坦な土地ということが共通点となっています。

▼平野
広く平らな土地。川の下流を中心に広がり、海に面している。
▼盆地
山や高地に囲まれたほぼ平坦な土地。
▼台地
平野や盆地のうち、まわりよりも一段高くなっている平坦な土地。
2.平野と盆地の具体例
平野
北海道でもっとも大きな平野は、米の産地としても知られる石狩平野です。
また畑作地帯の十勝平野もあります。
東北地方には、いずれも米どころとして知られる秋田平野、山形県の庄内平野、仙台平野があります。
関東地方では、何といっても日本一広い関東平野。
中部地方の北陸には米どころの越後平野、東海には濃尾平野があります。
近畿地方では大阪平野、中国地方では岡山平野が代表的です。
四国地方にはため池で有名な香川県の讃岐平野や、温暖な気候を利用した促成栽培で知られる高知平野があります。
九州地方でもっとも大きい平野は、福岡県から佐賀県にまたがる筑紫平野です。さらに宮崎平野は四国の高知平野と並んで促成栽培で有名です。
盆地
北海道の旭川を中心にした上川盆地は、日本で最も北にある米どころです。
東北地方の山形盆地や、福島盆地、中部地方の中央高地にある長野盆地、松本盆地、甲府盆地などは果物の山地として有名です。
これらの盆地で果物を栽培する果樹園は、山麓の扇状地を中心に広がっています。
近畿地方の近江盆地は琵琶湖を含めた大きな盆地です。
京都や奈良は京都盆地や奈良盆地といった盆地の中にあります。
3.台地のでき方
日本にある台地は、そのでき方によっていくつかに分類されます。
一般的にはもともと低地であったところが、地殻変動による隆起などによって台地状になったものが多いとされています。
例をあげると、北海道東部の大規模な根釧台地、関東地方の下総台地や武蔵野台地、静岡県の茶の産地で有名な牧ノ原台地などがあります。
また、火山灰などの火山噴出物が厚く堆積してできた台地もあります。
九州の鹿児島県から宮崎県の一部に広がるシラス台地はその例です。
なお隆起によって形成された根釧台地や関東地方の台地の表面には、さらに火山灰も積もっています。
いずれの台地も標高が少し高いので水が浸透しやすく、米の栽培には向きません。
そのため畑作地帯が多くなっていますが、根釧台地は冷涼なこともあって酪農地帯になっています。
ここで一つ注意点です。
下総台地や武蔵野台地は関東平野の中に含まれます。
これらの台地の標高は100mに満たないところが多く、低地と台地の部分をまとめて関東平野と呼んでいます。
4.まとめ
最後に平野と盆地と台地の違いをもう一度整理しておきましょう。
平野は、起伏が少なく平坦で標高の低い土地で、川の下流を中心に広がり海に面している。
盆地は、周囲を山によって囲まれた平坦な土地。
台地は、周囲の深い谷や崖よりも一段高くなった平坦な土地。
次回は「偏西風と季節風」です!
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