成績アップの秘訣~基礎と実践のバランス「中学理科#164~発熱反応と吸熱反応~」 勉強が好きになる小中高生向け学習塾「札幌自学塾」

 

 

 

 

 

前回 気体反応の法則

 

 

 

 

1.発熱反応と吸熱反応

 

▼発熱反応

 

反応後に熱が発生する化学変化のこと。

 

反応後に温度が上がっている。

 

  反応前の物質 → 反応後の物質 + 熱エネルギー

 

 

 

 

 

▼吸熱反応

 

反応前に熱が吸収される化学変化のこと。

 

反応後に温度が下がっている。

 

  反応前の物質 + 熱エネルギー → 反応後の物質 

 

 

 

 

 

発熱反応の例

燃焼

 

熱や光をともなう酸化のこと。

 

 

 

中和反応

 

 

酸とアルカリの反応。

 

 

 

鉄 + 硫黄 → 硫化鉄

 

 

 鉄と硫黄の化合。

 

化学反応式は Fe + S → FeS

 

 

 

酸化カルシウム + 水 → 水酸化カルシウム

 

化学反応式は CaO + H₂O → Ca(OH)₂

 

 

 

 

吸熱反応の例

塩化アンモニウム + 水酸化カルシウム → アンモニア

 

アンモニアの代表的な発生方法。

 

化学反応式は 2NH₄Cl + Ca(OH)₂ → 2NH₃ + CaCl₂ + 2H₂O

 

 

 

クエン酸 + 炭酸水素ナトリウム → 二酸化炭素

 

 

 

※「~アンモニウム」がからむ反応・「クエン酸」がからむ反応は吸熱反応です!

 

 

 

 

2.化学カイロ

 

化学カイロの中身は

 

鉄粉・・・・・・酸素と化合して熱を発生させる。

 

活性炭・・・・・酸素を集まりやすくしている。

 

食塩(水)・・・酸化の速度をはやめている。

 

となっています。

 

 

鉄の酸化が発熱反応であることを利用した道具と言えます。

 

 

 

 

 

次回は「電気分解で生じるもの」です!

 

 

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