成績アップの秘訣~基礎と実践のバランス「中学理科#158~噴火と火山噴出物~」 勉強が好きになる小中高生向け学習塾「札幌自学塾」

 

 

 

 

 

前回 鉄の精錬

 

 

 

1.噴火とは

日本は火山大国と呼ばれるほど、火山の活動が盛んです。

 

ではなぜ日本には火山の噴火が多いのでしょうか?

 

 

それは日本が4つのプレートの上に乗っていることが関係しています。

 

(インドネシアも同じ理由で火山が多くあります)

 

 

 

 

噴火の流れ

 

①プレートの移動によって摩擦熱が生まれ、マントルが溶けて水のはたらきによってマグマになる

 

 

②密度が小さくなったマグマが上昇し、マグマだまりが形成される。

 

 

③マグマだまりのマグマがあふれて上昇する。

 

 

④マグマに含まれる水が水蒸気になって膨らみ、地表に勢いよくあらわれる。←これが噴火!

 

 

 

 

▼噴火

 

マグマだまりにマグマがたまり、地表に噴き出してくること。

 

 

 

 

 

2.火山噴出物

 

▼火山噴出物

 

噴火で出てきたものすべて。

 

 

 

火山が噴火するといろいろなものが出てきます。それらをすべてまとめて火山噴出物といいます。

 

1つ1つ見ていきましょう。

 

 

軽石

・白い。

 

多くの穴が開いている(多孔質)。

 

とても軽い。→穴がたくさん開いているから。

 

水に浮く

 

 

・防犯石としても使われている。

 

 

 

火山弾

・黒い。

 

きらっと光る部分がある。→鉱物が含まれているから。

 

・大きなものは2mほどある。

 

 

 

火山ガス

・噴火のさいに出て来るガス。

 

ほとんどが水蒸気

 

・そのほかには、二酸化炭素や二酸化硫黄が含まれる。

 

 

 

火山灰

・マグマがくだけて、細かな粒になったもの。

 

・空気中に長い間ただよう。

 

 

 

溶岩

・マグマが冷えて固まって岩になったもの。

 

・粘性が高く、流れず盛りあがったものは溶岩ドームと呼ばれる。

 

 

 

 

 

- POINT -

 

・マグマだまりにマグマがたまり、地表に噴き出してくることを噴火という。

 

・火山の噴火で出てくるものをすべてまとめて火山噴出物という。

 

 

 

 

次回は「原子1個の質量を考える」です!

 

 

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