1.噴火とは
日本は火山大国と呼ばれるほど、火山の活動が盛んです。
ではなぜ日本には火山の噴火が多いのでしょうか?
それは日本が4つのプレートの上に乗っていることが関係しています。
(インドネシアも同じ理由で火山が多くあります)
噴火の流れ
①プレートの移動によって摩擦熱が生まれ、マントルが溶けて水のはたらきによってマグマになる。
②密度が小さくなったマグマが上昇し、マグマだまりが形成される。
③マグマだまりのマグマがあふれて上昇する。
④マグマに含まれる水が水蒸気になって膨らみ、地表に勢いよくあらわれる。←これが噴火!
▼噴火
マグマだまりにマグマがたまり、地表に噴き出してくること。
2.火山噴出物
▼火山噴出物
噴火で出てきたものすべて。
火山が噴火するといろいろなものが出てきます。それらをすべてまとめて火山噴出物といいます。
1つ1つ見ていきましょう。
軽石
・白い。
・多くの穴が開いている(多孔質)。
・とても軽い。→穴がたくさん開いているから。
・水に浮く。
・防犯石としても使われている。
火山弾
・黒い。
・きらっと光る部分がある。→鉱物が含まれているから。
・大きなものは2mほどある。
火山ガス
・噴火のさいに出て来るガス。
・ほとんどが水蒸気。
・そのほかには、二酸化炭素や二酸化硫黄が含まれる。
火山灰
・マグマがくだけて、細かな粒になったもの。
・空気中に長い間ただよう。
溶岩
・マグマが冷えて固まって岩になったもの。
・粘性が高く、流れず盛りあがったものは溶岩ドームと呼ばれる。
・マグマだまりにマグマがたまり、地表に噴き出してくることを噴火という。
・火山の噴火で出てくるものをすべてまとめて火山噴出物という。
次回は「原子1個の質量を考える」です!
詳しく「札幌自学塾」を知りたい方は、ホームページを参照してください! こちらをクリック>>
無料体験・申し込みは、「お問い合わせ欄」からメールしてください! こちらをクリック>>