1.上皿てんびんの使い方
▼上皿てんびん
質量を測るための器具。(※重さではないので注意!)
上皿てんびんとは↓のような道具です。
まず各部分の名称を覚えておきましょう。
上皿てんびんでは分銅(ぶんどう)というおもりを使います。
分銅にはさまざまな質量のものがあります。
左右の皿に薬品や分銅をのせ、つり合わせることで質量の測定を行います。
つり合ったかどうかは針の振れを見ます。
針の振れが左右に等しくなっていればつり合っていると判断します。
※針の振れが止まるのを待つ必要はありません。
上皿てんびんを使う手順
次の2つの場合が考えられます。
① ?gの物質を測りとる
② 質量のわからない物質が何gなのかを調べる
以下では右利きの人が行うとして考えます。
①?gの物質を測りとる場合
例えば「20gの食塩を測り取りたい」場合。
まず20gの分銅を左の皿にのせておきます。
次に食塩を少しずつ右の皿にのせていきます。↓
針の振れが左右に等しくなれば測定終了です。
② 質量のわからない物質が何gなのか調べる場合
例えば「ある食塩の質量が何gか調べたい」場合。
まず質量不明の食塩を左の皿にのせておきます。
次に分銅を重いものから、右の皿に順番にのせていきます。↓
分銅を少しずつ軽いものに変えていき、針の振れが左右に等しくなれば測定終了です。
このように
①では食塩を右の皿にのせました。
②では分銅を右の皿にのせました。
量を変えるものを右の皿にのせるというのが右利きの人の使い方です。
2.ガスバーナーの使い方
▼ガスバーナー
加熱用の器具。ガスを燃焼させる。
ガスバーナーとは↓のような道具です。
まず各部分の名称を覚えておきましょう。
ガスバーナーを使う手順
▼火をつけるとき
① 2つのねじ(ガス調節ねじ・空気調節ねじ)が閉まっているかを確かめる。
② コックを開く。
③ マッチに火をつける。
④ ガス調節ねじを開き、点火する。
⑤ ガス調節ねじを開き、炎を適切な大きさにする。
⑥ ガス調節ねじを押さえながら、空気調節ねじを開き、青色の炎にする。
▼火を消すとき
基本的には「火をつけるとき」と反対の手順です。
① ガス調節ねじを押さえながら、空気調節ねじを閉める。(きつく閉めすぎないように注意)
② ガス調節ねじを閉めて炎を消す。
③ コックを閉じる。
④ 元栓を閉める。
次回は「重さ・質量・体積」です!