感情語と論理語②
感情語と論理語とのもう一つの相違点は、感情語が他者意識持たないのに対して、論理語が他者意識を前提とすることです。
赤ちゃんは泣けば自分の欲求や不満を誰かが察して、それを解消してくれると思っています。誰も解消してくれなければ、むずがるか泣き寝入りをするしかありません。
それに対して、論理語は他社に対して、道筋を立てて説明するのですから、やはり他者意識が前提となります。
このように二つの根本的に性質の異なる言語があるのですが、今の子どもたちがさすがに赤ちゃんのように泣くわけではありません。