読解力の低下!
今、教育界では子どもたちの読解力の低下していることが大きな問題になっています。今の子どもたちは夏目漱石や森鴎外を読まずにライトノベルばかり読んでいます。漱石や鴎外を読まないのは、読んでも理解できないので、面白く感じないからです。分からないから読まない、だから、簡単なものに流れていく、という流れが出来上がっています。出版社の方も読者の読解力の低下に合わせて、どんどん分かりやすいものしか出版しなくなっていきます。そこで、ますます簡単なものしか読めなくなるという悪循環に陥っているのです。
「読解力」は子どもの成長の助けになります。なんでも自分で読めるようになると、自学自習の力がつきます。これが非常に大きいのです。