漢字が読めることは「読解力」につながる!
一つひとつの字を組み合わせて、2字や3字の熟語の意味を推し量るのは、小学生に上がってからです。ただし、「絵本」「幼稚園」といった2字や3字の言葉を、幼児はそのまま覚えてしまいます。幼児のうちは、フォトリーディングのように絵として覚えてしまうからです。ですから、抽象的な言葉を覚えるのは難しいですが、「机」や「皿」といった、具体的なものは面白いように覚えてしまうのです。
漢字が読めるようになると、子どもは本を読むことが面白くなるので、ますます語彙を習得します。
「読む」能力を身につけると、子どもの世界は格段に広がります。進んで本を読むようになり、ますます知識を習得することが容易になるのです。